【マーメイドS】ここ2走“不発”センテリュオ逆襲の予感

[ 2020年6月11日 05:30 ]

坂路2本目を一杯に追い切られたセンテリュオ
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 【東西ドキュメント・栗東=10日】マーメイドSはセンテリュオが55キロで出走馬のトップハンデ。昨年の4着馬で、昨秋エリザベス女王杯(4着)ではG1馬クロノジェネシスに先着している。小林も実績ならこの馬で異論はない。

 坂路での最終追いは併せ馬を前に置いて単走の形。前進気勢を見せ、ラストはしっかりと追われた。4F53秒1~1F12秒2をマーク。高野師も仕上がりに納得の口ぶりだ。

 「いいリズムで運べたし、ラストの反応も問題ないです。ここを目標に仕上がりは良く、息の入りも体もいいですね。うまく調整はできています」

 気配はいい。ここ2走は道悪がアダ。本来の力を出せなかった。「前走のジョッキー(川田)も“やや重の馬場が影響した”と言ってましたし、ここ2走は自分で不利を招いている感じがします」と振り返る。不完全燃焼は爆発の予兆。うまく発馬が決まればチャンスあり。ノリノリの福永を背に、実力馬が輝きを取り戻す。

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2020年6月11日のニュース