競輪、7月から7車9レース制開催へ 9月開催まで斡旋選手減らし“3密”回避

[ 2020年5月20日 05:30 ]

 JKAは19日、競輪の7~9月開催についてG1、G2を除いた全てのレース(G3、F1、F2)を7車9レース制(F2モーニングの一部は7レース制)で行うと発表した。

 7~9月はG1が1節、G2が2節の予定なので、ほとんどの開催が7車9レース制の対象ということになる。G3の斡旋が従来の108人から63人になるなど、参加人数を減らすことで新型コロナウイルス感染拡大防止に必要な3密(密集・密閉・密接)を回避。選手の健康と安全を確保しながら公正円滑な開催継続の維持を目指していく。具体的には、G3が4日制、F1とF2が3日制で行われ、概定番組の組み合わせにより勝ち上がる。原則として、開催場の所在都道府県と近隣の選手を中心に斡旋するが、G1、G2については全国交流での実施となる。

 競輪では4月以降、全国で中止が相次いでいた。斡旋人数を減らせば、検車場や宿舎などで間隔を空けることが可能だ。クラスター回避を目指した今回の決断。開催継続への新たな試みに注目が集まりそうだ。

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2020年5月20日のニュース