【中山GJ】オジュウ“自然体”で伸び伸び12秒6

[ 2020年4月16日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るオジュウチョウサン(撮影・郡司 修)
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 中山土曜メインは春の最強障害馬決定戦「第22回中山グランドジャンプ」。史上初の同一重賞5連覇を狙うオジュウチョウサン(牡9=和田正)は、Wコースで単走追い。馬なりで5F68秒3~1F12秒6。手綱を取った石神は「(前にいた馬を)自然と抜いてしまったが、4角までゆっくり運んで直線だけ反応を見た。十分です。しっかり気合も乗っている」と万全の態勢をアピールした。

 昨年後半は平地に専念。前走・阪神スプリングJは約11カ月ぶりの障害戦だったが、2着シングンマイケルに9馬身差をつける圧勝で格の違いを見せつけた。「改めて強いと感じた」と石神。臨戦過程は昨年と同じだが「有馬記念のダメージが影響して苦労した昨年に比べると、今年は疲れもなく順調」と笑顔。石神は勝てば騎手としても史上初となる同一重賞5連覇。障害重賞12連勝中の絶対王者が新たな記録の一ページを飾るか注目だ。

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2020年4月16日のニュース