ミシェル、繰り上がり世界2位 2月の国際騎手招待レース第2戦で勝利馬から禁止薬物検出

[ 2020年4月15日 05:30 ]

トレーニング動画を公開したミシェル(提供・トレーニングジム・トータル・ワークアウト)
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 約1カ月半遅れでミカエル・ミシェル(24=フランス)が世界2位の座に繰り上がった。サウジアラビア・ジョッキークラブは2月28日に行われた国際騎手招待レース「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」(キングアブドゥルアジーズ競馬場)の第2戦を勝った地元馬サンハット(牝5=アルシュバイエ)のレース後の尿から禁止薬物コバルトが検出されたと発表。騎乗していたのはシリーズ優勝を飾ったM・スミス(54=米国)で、同馬の失格により15ポイント減点されシリーズ3位に陥落。これに伴い、第2戦はミシェルの騎乗馬が1着に繰り上がり、シリーズ順位も3位タイから単独2位に。優勝はスイスの女性騎手S・ヴォークトとなった。

 現在、フランスに帰国中のミシェルは日本で行ったトレーニング風景の動画を公開。キュートなトレーニングウエアで汗を流す様子は「トレーニングジム・トータル・ワークアウト」のホームページ上で一般公開されている。「日本で学んだ最先端のトレーニングをフランスに帰ってもやり続けたい」とミシェル。さらにパワーアップした姿での再来日を誓った。

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2020年4月15日のニュース