ボートレース開催継続へ 収益がコロナ対策への活用踏まえ判断

[ 2020年4月11日 05:30 ]

 全国モーターボート競走施行者協議会は10日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象区域のボートレース開催を当面の間、無観客で継続すると発表した。対象区域に所在するボートレース場は戸田(埼玉県)、江戸川、平和島、多摩川(東京都)、住之江(大阪府)、尼崎(兵庫県)、若松、芦屋、福岡(福岡県)。ボートレースの収益が地方自治体のまちづくりや、新型コロナウイルス感染症対策における病床不足の解決策として、東京都品川区と茨城県つくば市の首都圏2カ所に計1万床の整備を打ち出した日本財団の活動資金に活用されることを踏まえて判断した。なお、ボートレース場、外向発売所、チケットショップでの舟券発売および払い戻しは引き続き中止する。

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2020年4月11日のニュース