【大阪杯】ライラック 馬体増で円熟味「本当に強くなった」 “最強証明”へ同期アーモンド斬りも期待

[ 2020年4月6日 05:30 ]

大阪杯を制し、桜を背に引き揚げるラッキーライラックとデムーロ(撮影・北條 貴史)
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 最後は「サンデーレーシング」の牝馬2頭の一騎打ち。牡馬の間から抜け出したラッキーライラックが、クロノジェネシスを振り切り、ゴールに飛び込んだ。

 松永幹師は笑顔で引き揚げてくる愛馬を出迎えた。

 「うれしいですね。スタートが凄く決まって自然といい位置を取れたね。道中の手応えも良くて、直線で前さえ空けば伸びてくれると思っていました」

 デビュー3連勝で17年阪神JFを勝った素質馬は、昨秋のエリザベス女王杯で2度目のG1制覇。今年初戦の中山記念はダノンキングリーの2着に敗れたが、G1舞台で借りを返した。「今回は思っていた通りの調整ができた」と師。渾身(こんしん)の仕上げで送り出した。

 昨秋から馬体も増え、さらに円熟味を増した。ジョッキー時代に「牝馬のミキオ」と呼ばれた指揮官も「精神的にも強くなった。以前は馬混みをこじ開ける感じはなかったけど、それができるようになった。本当に強くなりましたね。“ここまで来たか”という感じです」と規格外の成長ぶりに驚きを隠せない。

 大阪杯がG1に昇格した17年以降、牝馬の勝利は初めて。今後については「オーナーサイドとも相談しますが、これぐらいの距離で走らせたいですね」と指揮官。上半期のグランプリ・宝塚記念(6月28日、阪神)がターゲットになってくる。「もっと強い馬とレースをすることにもなるけど、活躍してほしい」。18年の牝馬3冠で敗れた同期アーモンドアイとの再戦も遠くはないだろう。成長した今のライラックなら、堂々と渡り合えるはずだ。

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