【玉野・開設記念】新山&郡司 11年8月富山以来の同着V!

[ 2020年3月9日 05:30 ]

<玉野記念>同着優勝となった新山(左)と郡司
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 玉野競輪「開設69周年記念瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」は8日の12Rで決勝戦が行われ、2角からまくった郡司浩平(29=神奈川)と打鐘先行の新山響平(26=青森)が同着V。G3での決勝戦同着Vは11年8月富山記念以来。郡司は昨年8月の小田原記念以来7度目、新山は昨年9月の青森記念以来4度目の記念制覇となった。

 レースは東口がスタートを決めて畑段―東口―新山―佐藤―清水―岩津―吉田―郡司―柿沢で周回。残り2周前から郡司ラインが上昇。これに単騎の吉田が切り替えたところをその上から清水が岩津を連れて先頭へ。打鐘で新山―佐藤が8番手から踏み上げて主導権。吉田が3番手を取りにいくが清水が死守。最終ホーム畑段が8番手から発進も清水と絡み失速。最終バックで清水が踏み上げ、これを佐藤がブロックしたところを外から郡司がまくる。郡司と新山が並んだところでゴール。新山の番手の佐藤が3着。清水は伸びきれず5着に終わった。

 無観客の玉野に瀬戸の王子が2人誕生した。郡司は「前回の静岡記念決勝戦が悔しかった分、しっかり仕掛けることができた。久しぶりの優勝はうれしい」と笑顔。新山は「記念の優勝、決勝も昨年の地元記念以来だしうれしい」と白い歯を見せた。最後に郡司は「一戦一戦走り抜いてGPへ乗れるように頑張ります」新山は「この勢いを保てるように次のウィナーズカップも頑張ります」と力強く語った。

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2020年3月9日のニュース