コロナ禍レース界にも…JRA 無観客検討 今週末の中山、阪神、中京開催で

[ 2020年2月27日 05:30 ]

無観客開催となった中山競馬場
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 「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受け、レース界でも続々と無観客開催が決まった。競輪、オートレースを統括するJKAは26日、27日から当面の間、無観客でレースを実施すると発表。地方競馬では27日の大井、名古屋、佐賀が無観客で実施される。また、中央競馬、ボートレースでも無観客開催が検討されている。

 中央競馬も今週末(29日、3月1日)の中山、阪神、中京の全ての競馬開催を無観客で行うことを検討している。中央競馬で無観客競馬が実施されれば戦後初となる。

 JRAは26日正午すぎ、開催各競馬場での指定席ネット予約発売を見合わせることをホームページ上で発表した。指定席ネット予約は通常、水曜午後0時30分から開始されるため、無観客開催を見据えた措置と言える。その後も対応について協議を継続。27日に開催がある地方競馬の大井などはこの日に無観客競馬の実施を発表したが、開催が29日ということもあり、慎重に対応を検討する構え。26日は開催方法等についての具体的な発表はされず、27日に会見を行う。ウインズなどについての対応も同時に発表される見込みだ。

 JRAでは新型コロナウイルス等の感染予防策として先週末から騎手によるサインや握手、キャラクターショーでの写真撮影会や握手会などの休止等を行ってきた。また、香港では既に無観客競馬が行われている。

 ≪1944年菊花賞以来≫中央競馬が無観客で行われた例としては、終戦前年の1944年菊花賞がある。戦局が緊迫する中、東条英機内閣はこの年の競馬を中止、主要レースのみ馬券発売のない非公開(無観客)の能力検定競走にすると決めた。ところが、無観客競馬ではまさかのコース誤認が起きる。この年の菊花賞は内回りコースを2周する3000メートル戦に変更されていたが、出走馬6頭の騎手は内回りコースを1周した後、外回りコースへ進路を向け、そのままゴールに飛び込んでしまった。レースは不成立。ダービーに続き1位入線のカイソウは幻の菊花賞馬となった。

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