【尼崎・近畿地区選手権】太田 近畿3V!4場“完全制覇”達成

[ 2020年2月12日 05:30 ]

<尼崎・近畿地区選手権>優勝旗を手にする太田
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 ボートレース尼崎のG1「第63回近畿地区選手権」は11日、第12Rで優勝戦を行い、太田和美(47=大阪)がイン逃げで優勝。15年びわこ以来3回目の地区選V、尼崎では初のG1制覇を果たした。

 スタート展示から外枠2艇が入れ替わる、123・465の並びとなった。ダッシュ3艇がゼロ台の踏み込みで、4カドの和田は鋭発コンマ03のスリットだが、これはアジャスト気味で、攻め切れずにまくり差し。コンマ11のイン太田は「レースでは余裕があった。1コーナーで先に回れば、自分が失敗しなければ差されないかなと」。冷静沈着な旋回で突き放し、早々に独走態勢を築いた。

 太田の尼崎での優勝は、昨年7月一般戦以来4回目で、当地でのG1Vは初めて。今回の優勝で近畿4場全てで、G1タイトルを手にしたことになる。G1優勝は、昨年11月の芦屋周年記念以来19回目。通算優勝は80回と、区切りの数字となった。

 今節の14号機は、前検日の2連対率が26%しかなかった。2日目に新ペラ交換があり「換わる前も後も、合わせられていました」と巧みな調整を施し、オール3連対で予選トップ→準優1着の王道を進んだ。「今年初のG1で、早めに1つ獲れた。そのへんは良かったですね。今年はペラの感触が悪くないので、例年よりは良い戦いができると思います」と、さらなる活躍を誓った。

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2020年2月12日のニュース