【根岸S】経験が武器サングラス 高齢9歳でも視界良好

[ 2020年1月31日 05:30 ]

坂路を駆け上がるサングラス(撮影・亀井 直樹)
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 【東西ドキュメント・栗東=30日】トーホウジャッカルが勝利した14年菊花賞の18着を当てることができるだろうか。おそらく、東大試験ばりに難関だろう。答えは、根岸Sに出走するサングラス。9歳を迎えた高齢馬は、若馬とは比較にならない経験を積んできた。

 谷師が「いろんな騎手に騎乗してもらった」と振り返るように、これまでサングラスに騎乗したジョッキーは26人。普通に凄すぎる…。「もう高齢馬だからね。いっぱい経験はしているし、近走もそこまで負けてはいない。よく頑張ってくれているよ」

 昨日(30日)の最終リハは坂路で単走追い。500キロを超える巨漢が力強く駆け上がった。4F51秒4の好タイム。「相変わらず動くね。いつも通りの稽古ができた。あとはペースが速くなれば」と前崩れを願う。同じ舞台だった昨年2月バレンタインSは9番人気の低評価を覆して波乱を演出。再度、このコースなら、と田村の脳裏によぎった。長い直線で自慢の末脚がさく裂する。

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