【シルクロードS】カラクレナイ、8走ぶり坂路最終追いで12秒9 松下師「サラっとやりました」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

坂路を駆け上がるカラクレナイ(撮影・亀井 直樹)
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 6歳になっても元気いっぱい。カラクレナイは坂路コースの入り口で、モニター越しでも分かるくらいやんちゃなしぐさ。序盤は行きたがるそぶりを見せたが、徐々にスピードを乗せていく。馬なりで4F54秒5~1F12秒9をマークした。昨年の京都牝馬S以来、8走ぶりに最終追いで坂路を選択。意図を松下師が説明する。

 「いつもは放牧を挟んで使うけど、今回は間隔も詰まってますから。前走で息もできているので坂路へ。行きたがっているのはいつものこと。サラッとやりました。順調に来てます」

 ここ3走は京都芝1200メートルを使ってオール3着。3歳の頃は切れ味を駆使して重賞も獲った。今ではしぶとさが身上だ。「スタートが安定してから、成績もまとまっていますね。ジョッキーも乗るのが6回目なので、この馬のことを分かってくれていると思います」。4勝のうち、2勝を中2週のローテで挙げているカラクレナイ。寒空の下、キャリアウーマンの一発が熱い。

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2020年1月31日のニュース