【若駒S】シルヴェリオ格上挑戦!一族の無念晴らす

[ 2020年1月22日 05:30 ]

16日の一週前追い切りで、初コンビのシュタルケも絶賛する動きを見せたシルヴェリオ(右)
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 過去にダービー馬3頭がこのレースを出世の足掛かりとした京都の若駒S。注目は未勝利を勝ち上がったばかりのシルヴェリオだ。

 未勝利を圧勝したばかりの血統馬シルヴェリオが、オープンの若駒S(26日、京都10R)への格上挑戦を決めた。勝てばクラシックが見えてくる一戦。それでも池添学師はいつも通り、沈着冷静だった。「グンと良くなるのは、夏を越えてからだと思うんです。クラシックには出したいけど、無理はさせたくないですね。レースを使いながら、流れの中でクラシックを使えれば…という感じです」。決して弱気なわけではない。「この世代のオトコ馬では、シルヴェリオとレクセランスが牧場の時から“違うな!”という感じでした」。将来性を高く買っているからこそ、まだまだ幼さの目立つ現状では控えめなトーンになってしまうのだ。

 半兄シルバーステート(父ディープインパクト)は屈腱炎に泣き、重賞出走を果たせないまま、5戦4勝で種牡馬入り。同じくヘンリーバローズ(父ディープインパクト)も未勝利を勝った後は一度もレースを使えずにスタッドイン。2頭ともに「幻のダービー馬」と呼ばれた。一族の無念を晴らすため、ここは落とせない一戦だ。

 ▽若駒S 89年以降、主に1月京都(94年は阪神実施)で定着する3歳オープン特別。皐月賞と同じ2000メートル戦でクラシックと関連深い。出世馬の代表は91年トウカイテイオーと05年ディープインパクト。前者は同年2冠、93年有馬記念は丸1年の休養を克服して復活Vとドラマチックな競走生活を歩んだ。後者は若駒Sを5馬身差圧勝、史上最強馬の道へ。14年若駒S勝ち馬トゥザワールドは皐月賞2着、有馬記念2着。昨年の若駒S勝ち馬ヴェロックスは皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着など、G1は未勝利でも大舞台で活躍した馬は多い。

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