福原“18歳”タイトル獲りを

[ 2020年1月17日 05:30 ]

新人王のタイトルを目指す福原
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 【地方からの風】今月25日に19歳の誕生日を迎える福原杏(まい)が、その直前に“タイトル獲り”に挑む。それが21日に高知で行われる「第34回全日本新人王争覇戦競走」。新人王の称号を懸け、JRA3人、地方9人が参戦し2レースで争う。

 「もちろん勝てればいいが、それよりもいつもと違うコースで騎乗して新しいことを学べるのがうれしい。同期も参戦するのでいい刺激をもらってきたい」と意気込んだ。

 昨年はまさに大活躍という言葉がぴったり当てはまる年だった。4月30日のデビューからわずか約7カ月で62勝を挙げ、南関東リーディング15位。浦和リーディングも浦和所属としては1位となる41勝をマークした。だが、そんな本人から真っ先に返ってきた言葉は「意外な一年だった」。当然、技術も経験もまだまだ。それでも「いい馬に乗せてもらったし、まさかここまで勝てるとは夢にも思っていなかった」と振り返った。年が替わっても「特に目標はない。いっぱい勝てればいい」という自然体で毎レースに挑むが、騎乗においての課題は「パワー不足」とハッキリ自覚している。タイトル奪取と共に向上心を失わず、それをクリアしたとき、南関東を代表する騎手へ一歩近づくことになりそうだ。 

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2020年1月17日のニュース