【有馬記念】フィエールマン85点 晩成型の“ワンチーム”疲れ知らずの柔軟さ

[ 2019年12月17日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<有馬記念>4歳暮れを迎えて牡馬らしい体つきになってきたフィエールマン
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 フィエールマンは晩成型なのか。4歳暮れを迎えて牡馬らしい体つきになってきました。今春の天皇賞に比べて腹周りがゆったりしていて、首差しがしっかり抜けてきた。アスリートで言えば、ラグビーW杯で日本初の8強入りに貢献したリーチ・マイケル。過酷なトレーニングで細い体を進化させたそうです。体形は背中、腹下とも短い中距離型。長距離G1を2勝できたのは疲れがたまりづらい柔軟な筋肉の持ち主だからです。尾を上げているのが気掛かりですが、春の天皇賞に比べれば落ち着いた立ち姿です。 有馬記念

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2019年12月17日のニュース