【有馬記念】復活舞台だ!サートゥル躍動11秒9

[ 2019年12月16日 05:30 ]

<有馬記念>坂路を駆け上がるサートゥルナーリア(撮影・亀井 直樹)
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 日曜追い組で最も動いたのは皐月賞馬サートゥルナーリアだ。ライトに照らされた午前5時の坂路。最初の1Fは16秒0で入ったが、そこからスムーズに加速。ラスト1F。すさまじく四肢が躍動すると11秒9を刻んだ。4Fは54秒5。注視した報道陣からもため息が漏れるほどだ。小滝助手は語った。「最近、こんな調教をしていなかったが、今朝はやってもいいかなと思って乗った。馬場が悪い中でよく動いた」 

 ホープフルS、皐月賞を含む圧巻の4連勝。ダービーも1番人気に支持され、無敗2冠制覇の期待が膨らんだが4着。スタート前にテンションが上がり、スタートで後手に回った。秋は神戸新聞杯1着、そして天皇賞・秋6着。徐々に大人びてきた雰囲気はあり、そろそろ復活か。

 中山は2戦2勝。阪神、京都を合わせ右回りは5戦全勝。同助手は「右回りで脚をためる方がいいのかなという話は厩舎でもしている」。劇的復活の舞台装置は整いつつある。

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2019年12月16日のニュース