【マイルCS】ダイアトニック、G1戴冠へ加速12秒3 今週もスミヨンが導く

[ 2019年11月14日 05:30 ]

坂路で追い切られたダイアトニック
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 人馬が狙う連続戴冠!「第36回マイルCS(17日、京都)」は、クリストフ・スミヨン(38)騎乗のダイアトニックに注目。昨年覇者ステルヴィオと同じロードカナロア産駒は13日、栗東トレセンの坂路で万全の最終追いを終えた。先週のエリザベス女王杯を制したスミヨンのリードでG1初勝利を射止めるか。同レースは15日に枠順が確定する。 

 ロードカナロアの血が色濃く反映された姿に、思わず安田隆師が目尻を下げる。「馬房でじゃれている雰囲気はお父さんと似ている。G1ですから甘くはないけど、父に一歩でも二歩でも近づきたいですね」。自身が手がけたカナロアを父に持つダイアトニック。G1初挑戦の身でも、期待は自然と高まる。

 最終リハは坂路で。序盤は15秒1→14秒3とリズムを重視した入りだったが、残り2Fで気合をつけると一気に加速する。ラスト1F12秒3と数字通りの切れ味でフィニッシュ。師は「先週がはじけすぎたので今週は控えめ。思った通りの時計だったし、しまいは楽に12秒台を出していた。いい状態で臨めそうです」と納得の表情を浮かべた。

 昨年のマイルCSはカナロア産駒のステルヴィオが勝利。スプリント路線で鳴らした父も13年の安田記念を制しており、マイル適性に問題はない。ダイアトニックはマイルで5戦1勝だが、師は唯一勝ったデビュー戦を「今でもハッキリと覚えています。3コーナーで不利を受けて最後方まで下がったけど、大外を回して差し切った。その時にこの馬は凄いなと思いましたね」と振り返る。

 先週のエリザベス女王杯をラッキーライラックで制したスミヨンの勢いも頼もしい。その鞍上はコンビを組んだ前走・スワンS(1着)を「非常に難しかった。枠も悪かったですし。ただ、最後の切れは非常に良かったです」と評価。2週連続G1勝利へのイメージは湧いており「京都で後方から差すのはいい位置でないと難しい。8番までの内が欲しい」と内枠を希望した。

 勝てばカナロア産駒でのG1初勝利となる師は「以前は背腰に疲れが残って、1カ月や2カ月の間を空けないといけなかったけど、スワンSからそれが見られない」と成長をアピール。人馬の“ダブル連覇”達成のシーンは十分にある。

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