競馬学校27年ぶり女性3人合格

[ 2019年10月26日 05:30 ]

 JRAは25日、来年4月に入学予定の競馬学校騎手課程第39期生の入学試験合格者8人を発表した。受験者数は118人。倍率約15倍の難関だった。

 女性合格者は大江原比呂さん、河原田菜々さん、小林美駒さんの3人。女性3人が同時に合格するのは増沢(旧姓牧原)由貴子、細江純子、田村真来の第12期(93年入学)以来、27年ぶりとなる。大江原さんは大江原哲師(66=美浦)の孫。現在、競馬学校には古川奈穂、永島まなみ、今村聖奈の女性3候補生が在籍中。39期の3人が順調に卒業すれば、現在活躍中の藤田菜七子を含め、23年3月には7人の女性騎手がJRAに在籍することとなる。

 また、加藤諒大君は美浦の加藤征弘師(54)の次男。佐藤翔馬君は川崎の佐藤博紀師(40)の長男。佐藤君は少年少女がポニーに乗って東京競馬場で腕を競うジョッキーベイビーズの決勝に3度出場した実績を持つ。佐藤博師は「小1からずっと騎手を目指して凄く努力していたので合格して本当に良かったと思う。夢への第一歩。厳しい世界だけど頑張ってほしい。息子に負けないよう自分も頑張らないといけないね」と喜びを語った。

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2019年10月26日のニュース