来日スミヨンが意気込み「サートゥルの追い切り楽しみ」

栗東トレセンに到着しサムアップポーズするクリストフ・スミヨン騎手

　7年ぶりにJRAの短期免許を取得し、今週末から騎乗するクリストフ・スミヨン（38＝ベルギー）が17日、栗東トレセンで意気込みを語った。

　「日本で乗りたい気持ちはずっとありましたが、体重の問題、それにフランスでリーディングを獲りたい気持ちも強かったので、行けなかったんです。今年は家族と過ごす時間を大事にしたことでリーディング争いには絡めていませんし、いい馬のオファーもいただいたので、久しぶりに日本に行くことを決めました」

　菊花賞はヒシゲッコウで初参戦。「長距離は大の得意だし、京都は何回も乗っている競馬場ですからね」と手応えがありそうだ。そして来週の天皇賞・秋はサートゥルナーリアに騎乗予定。「とても素晴らしい馬です。レースはもちろん、追い切りに乗るのも凄く楽しみです」と並々ならぬ期待を口にした。

　短期免許の期間は10月19日から12月23日まで。身元引受調教師は友道師、身元引受馬主は吉田和美氏。関西を拠点に騎乗する。