【秋華賞】ダノンファンタジー90点 筋肉に柔軟性がある息のむバランス

[ 2019年10月8日 05:30 ]

バランスの整った体つきのダノンファンタジー(撮影 亀井 直樹)
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 ダノンファンタジーは思わず息をのむほどバランスの整った体つきをしています。きれいに抜けた首差しからキ甲、背中を経由してトモに至るまで柔らかな曲線を描いている。肩の傾斜も滑らか。しなやかなトモは絶妙な角度の飛節にリンクしています。「ミュンヘンの恋人」オルガ・コルブトを想起する柔軟さです。

 旧ソ連・ベラルーシ出身のコルブトは17歳で72年ミュンヘン五輪の平均台、床などで金メダル獲得。段違い平行棒では棒の上から後方に宙返りして再び棒をつかむアクロバットのような演技を披露。身体の柔軟性を生かしたこの神演技は「コルブト宙返り」と命名されました。ダノンファンタジーはアクロバットショーなどできませんが、全身にとても柔らかな筋肉をつけています。

 ただし、立ち姿には少し力みがあります。今春よりも頭の位置が高くなり、鋭い目つきで尾を上げています。五輪の表彰台に初めて上がった17歳の少女のような緊張感。気負いやすいだけに距離延長が課題ですが、曇った日の撮影でも毛ヅヤを輝かせるほど体調は抜群です。

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