【凱旋門賞】驚かされたビュイックの“神反応”

ユーロトンネル～英、仏の決戦前風景～（2）

取材に対応するビュイック
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　現地到着2日目となった月曜日は、昼からシャンティイ競馬場へ。馬券でひともうけするため…では、決してない。凱旋門賞で有力馬に騎乗予定のジョッキーが多く参戦しているので、その胸中を探りにきたのだ。

　日本でもおなじみのC・デムーロは、日本の報道陣に馬上から「こんにちは」とスマイル。相変わらず感じがいい。そして“暴れん坊”のイメージが定着しているC・スミヨンも「少しだけならいいよ」と言いつつ、こちらの質問に丁寧に答えてくれた。今秋には7年ぶりにJRAの短期免許を取得予定。日本の報道陣に“貸し”をつくっておこうと思ったのか！？

　そんな中で屈指の神対応はW・ビュイックだった。「ごめん、時間がないんだ。電話番号を教えるから、あとで連絡をくれないか？」と申し訳なさそうにペコリ。後ほど、SNSを使った我々からの質問に一つ一つ、分かりやすい英語で答えてくれた。昨秋はマイルCSをステルヴィオで制したが、今年も来月から短期免許で来日予定。がぜん応援したい気持ちになったことは言うまでもない。