【オールカマー】松岡自信!充実ブライト「完成の域」

[ 2019年9月19日 05:30 ]

追い切りを終えた松岡正海はウインブライトの手応えを語る(撮影・西川祐介)
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 凱旋勝利へ。今年4月の香港でG1初制覇を果たしたウインブライトが、日曜中山メイン「第65回オールカマー」で始動する。18日には美浦Wコースで最終追い。上々の感触で秋初戦に臨む。鞍上はデビュー時から3年以上にわたってコンビを組み続ける松岡正海(35)。全てを知り尽くした相棒への熱い胸の内を語った。

 ウインブライト最終追いに騎乗した松岡は、納得の表情で切り出した。「先週強い調教をやっているので、今日はしっかり併せることに重点を置いた。レースにちゃんと向かうようにね」。18戦中17戦に騎乗してきた相棒。16年11月の初勝利以降は誰にも手綱を譲ることなく、調教にも体の許す限りは乗り続けてきた。G2、G3のタイトルを地道に積み重ね、前走の香港クイーンエリザベス2世Cで待望のG1初制覇。苦楽を共にしてきた相棒の成長ぶりを、松岡はこう語る。「全体的にたくましくなって、馬体もがっしりしてきた。昨年までとは馬のレベルが違う。ようやく完成の域に近づいてきた」。  

 優勝劣敗の世界。負ければ乗り代わりが当然の時代にあって、ブライトと松岡のコンビ継続は昭和の薫りすら感じさせる。「次はデットーリって言われても不思議はない。そういう中でずっと乗せ続けてくれたオーナーと調教師には感謝の気持ちしかない。馬への思い入れはもちろんだけど、今は何とか恩返しがしたい。その気持ちが強い」。勝って歓喜を分かち合い、負けたレースで学び、調教でコミュニケーションを取りながら、人馬共に成長した姿を見てもらいたい。松岡の言葉に力がこもった。

 「レースには課題はなくなった。リズムよく普通に走れば、どんな競馬にも対応できる」。人馬で培った信頼は揺るぎないが、不安がないわけではない。「1F延びて2200メートルになるのはポイント。千八か二千なら絶対の自信があるが、このクラスになると適性距離が研ぎ澄まされてくるから」。課題も挙げた上で「それでも今のブライトならこなしてくれるはず」と期待する。

 今後は天皇賞・秋(10月27日、東京)、そして暮れの香港C(12月8日、シャティン)へと向かうプランが有力。「今回が目標ではないし、年末まで時間がある。ここで仕上げすぎてもいけない」。あくまでステップと強調した上で「次のレースで取材が減らないよう頑張ります」と結んだ松岡。集大成の秋へ。決意の始動戦だ。

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