【松阪・共同通信社杯】郡司 単騎戦V!落車で重傷、同県の林先輩に「いい報告できる」

[ 2019年9月17日 05:30 ]

第35回共同通信社杯で優勝し、賞金ボードを掲げる郡司浩平
Photo By 共同

 郡司浩平が優勝――。G2「第35回共同通信社杯競輪」の決勝戦は16日、三重・松阪競輪場で争われた。山崎賢人―稲川翔の先行を郡司浩平(29=神奈川・99期)が3番手からまくり優勝、賞金2130万円(副賞含む)を獲得した。郡司の共同通信社杯優勝は初、G2優勝は17年3月の高松ウィナーズカップ以来2回目。郡司はこの優勝で取得賞金順位が7位に上昇、「グランプリ2019」(12月30日=立川競輪場)の争覇圏内に入った。

 南関唯一の勝ち残り。仲間たちの思いを乗せ「ラインがあるつもりで走った」と郡司には、単騎戦はマイナス要素にならなかった。

 「スタートで出遅れた」ことで最後方になったが、同時にそこは打鐘すぎに先行した山崎の3番手。先にインを切った平原とニアミスしながらも、比較的すんなりと追走できる好展開に。直後でにらみを利かす平原のプレッシャーにも「差されて元々」の強い気持ちを崩さず、最終2コーナーすぎに自力発動。これにはガッツマーカーの稲川も対応できず。郡司に続いた平原をブロックすることで精いっぱい。後続の追い込みを振り切って17年3月のウィナーズカップ(高松)以来のG2・2勝目を飾った。

 「ウィナーズは訳が分からないまま獲れちゃった感じだけど、今回は獲りにいったし、最後も自信を持って1着だと分かりました。これで林(雄一)さんにいい報告ができます」

 初日2R。林はゴール後に意識を失い落車。一時は心停止となり生死をさまよったが、その後は意識を取り戻し、会話ができるまでに回復。同県の郡司にとって、発奮材料になったことは間違いない。優勝賞金2130万円を加算して、賞金ランクは14位から7位に急浮上。初のグランプリ出場も見えてきた。

 「17年の平塚グランプリは次点。その時の気持ちは一生忘れられないし、それを生かせたと思う。まだG1は2つ残ってるし、最後まで気を引き締めて」

 20代最後の一年。悔いを残さず、年末までの全力疾走を誓った。

 ◆郡司 浩平(ぐんじ・こうへい)1990年(平2)9月4日生まれ、横浜市出身の29歳。市立横浜商高卒。11年1月プロデビュー。通算成績は670戦216勝。主な優勝は第1回ウィナーズカップ(17年)、第35回共同通信社杯競輪。1メートル67、80キロ。血液型A。師匠は父・郡司盛夫(50期=引退)。

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