【名古屋・オールスター】新田がG1・7勝目、5年連続GP切符獲得

[ 2019年8月19日 05:30 ]

第62回オールスターで優勝し、賞金ボードを掲げる新田
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 新田が今年初のG1制覇――。「第62回オールスター競輪」の決勝戦は18日、名古屋競輪場で争われ、菅田壱道の逃げに乗った新田祐大(33=福島・90期)がまくって優勝。グランプリ2019(12月30日・立川競輪場)の出場権利と賞金4400万円を獲得した。新田のオールスター優勝は15年の松戸以来2回目。G1優勝(4日制以上)は18年2月の四日市全日本選抜以来、通算7回目。

 競輪ファンに愛された者しか出場できないオールスター。今年、その頂点に立ったのは新田だった。

 開催まであと1年を切った東京五輪。脇本雄太、深谷知広らと共にナショナルチームの活動に従事している新田もまた、今年最後のG1チャンスだった。残念ながらブノワジャパンの仲間たちは勝ち上がりで姿を消したが、新田は菅田、渡辺一、佐藤慎という頼もしい北日本の仲間たちと決勝進出。4車結束の番手位置で大一番に臨んだ。

 「今までにない緊張感だったけど、(菅田)壱道が前で頑張りたいと言ってくれてうれしかったし、先輩方も後ろを固めてくれて本当に頼もしかった」

 号砲とともに新田自ら飛び出して前を確保。青板から抑えにきた郡司を菅田が出させず、赤板突っ張りでガンガン飛ばす。上位独占が決まったかに思われたが、最終2コーナーで5番手の平原が矢のように飛んできた。

 「壱道の掛かりの凄さに苦しくて、踏み遅れてしまった。平原さんの強さに生きた心地がしなかった」

 一瞬の隙を突かれて最終バックを奪われ、半車身先行される苦しい展開に。それでも最終2センターでは仲間たちの思いを背負った新田の気迫が勝り、通算7回目(SSカップみのり除く)のG1優勝で見事にグランプリ出場権を獲得。

 「今後の競技スケジュールは4日後に開幕するジャパントラックカップの結果次第。グランプリに向けては、今以上に強くなれるように練習に励みます」

 12月30日、立川バンクではさらに強くなった新田祐大に出会えるはずだ。 

 ◆新田 祐大(にった・ゆうだい)1986年(昭61)1月25日生まれ、福島県会津若松市出身の33歳。県立白河高卒。05年7月プロデビュー。通算成績は880戦303勝。通算取得賞金は9億5281万円。主な優勝は第68回日本選手権競輪(15年)、第58、62回オールスター(15、19年)、第67、68回高松宮記念杯(16、17年)、第59回競輪祭(17年)、第33回全日本選抜(18年)。1メートル72、86キロ。血液型O。

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