【新馬戦総括】エカテリンブルク 派手さはなくても強い

[ 2019年8月12日 05:30 ]

札幌5R新馬戦 1番人気に応え快勝したエカテリンブルク(左)
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 派手さはなくとも、強さは伝わった。日曜札幌芝2000メートルは圧倒的1番人気のエカテリンブルクが快勝。首の着差以上の完勝だった。おそらくは切れよりも持久力に富んだタイプ。母の半妹に昨年の凱旋門賞で2着だったシーオブクラスがいる血統馬でもあり、期待は高まる。

 日曜新潟芝1600メートルを2番手から抜け出したサンクテュエールは、もう少し体の成長が欲しいが、素材は間違いなく一級品。土曜札幌芝1500メートルを逃げ切ったショウリュウハルは重賞3勝を挙げたショウリュウムーンの2番子。半兄ショウリュウイクゾに続くデビュー勝ちとなった。現状では線が細い兄と違い、適度なボリューム感があるので、早めに2勝目に手が届きそうだ。

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2019年8月12日のニュース