【万哲の乱 特別編】28日札幌11R スカーレットカラーの成長力に1票

[ 2019年7月28日 08:00 ]

 馬体重は進化のバロメーター。必ずしも体が増えれば良いというものではないけど、馬体重が増えてくる馬は数字通りに「成長」しているケースが多い。

 札幌11R・クイーンSは◎スカーレットカラーの成長力を買う。昨年1月のフェアリーS2着時(勝ち馬プリモシーン)は436キロだった馬が、前走マーメイドS(3着)では470キロと、約1年半の間に「30キロ以上」も増えた計算。好走歴がない2000メートルは1F長いはずだが、前走は鞍上・岩田康がうまく脚をタメて伸びた内容は光った。今回は1F短縮でベストの1800メートル。この距離だと脚を温存する必要はなく、前走よりも一列前の中団(あるいは好位)で自然体で運べる。展開的にはリリックドラマ、エイシンティンクルが行けば、極端なスローは考えにくく、3番手追走?の人気ミッキーチャームをめぐって各馬は早仕掛け。差し馬の出番は十分ある。戦略的には馬群を縫える根性も兼備しており、継続コンビの岩田康に全権委任。

 《もうひと押し》新潟12Rは◎ダンスメーカー。今回の新潟ダート1800メートルは、昨年9月未勝利戦で6馬身差圧勝V。叩かれた次より、休み明けでも即狙いが妙味。

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2019年7月28日のニュース