【中京2歳S】予定変更で参戦、エルモサ“うまみ”逃さん

[ 2019年7月19日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=18日】中京2歳Sは出走8頭中5頭が未勝利馬。ある調教師が「おいしいレース。ここを勝てば、少なくともクラシックの前までは使いたいレースを使える」と口にした。岡崎も同意見だ。6月30日の新馬戦を制したヤマニンエルモサは放牧の予定を変更して、ここに参戦。ブービー人気のデビュー戦から一転、厚い印が並んだ競馬週刊誌を見た松永幹師は「信じられないね」と苦笑いを浮かべたが、レースに向けて前向きなセリフを並べた。

 「兄のヤマニンボワラクテもオープンまで行ったし、この血統は走る。初戦同様、前で競馬ができると思うし、どこまでやれるか楽しみですね」

 兄ヤマニンボワラクテの全5勝とも手綱を取った藤懸は追い切りに騎乗して「好調をキープしている」と満足そう。人気は超良血馬ラインベックに譲りそうだが前々で運べる利を生かし、無傷の2連勝を手にするか。

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2019年7月19日のニュース