JRA レース除外の全156頭へ3着賞金相当を補償 総額4~5億円に

[ 2019年7月5日 18:06 ]

JRA六本木本部で開かれた禁止薬物問題に関する記者会見。左から馬事部部長補佐の松田芳和氏、広報担当理事の臼田雅弘氏、馬事担当理事の横田貞夫氏
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 禁止薬物「テオブロミン」が検出された飼料添加物「グリーンカル」を競走馬が摂取した可能性があるとして、6月15、16日の中央競馬で156頭がレースから除外された問題で5日、JRAが六本木本部で説明会を開き、全頭一律で出走予定だったレースの3着賞金相当を補償すると発表した。総額4~5億円に上るが全てJRAが負担する。

 たとえば函館スプリントSではダノンスマッシュを筆頭に6頭が除外となったが、6頭全てに3着相当の980万円が補償される。加えて、対象馬全てに特別出走手当も与えられる。対象馬にはすでに次走優先出走権(2カ月間有効)も与えられている。

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2019年7月5日のニュース