【安田記念】インディチャンプG1初制覇!福永「1番強い馬を負かしたのは、偶然ではできないこと」

[ 2019年6月2日 16:06 ]

<安田記念>インディチャンプの馬上でガッツポーズをする福永騎手(撮影・篠原岳夫)
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 春のマイル王を決める「第69回安田記念」(G1、芝1600メートル)が2日、東京競馬11Rで行われ、4番人気で福永騎手騎乗のインディチャンプ(牡4=音無厩舎)がG1初制覇。アーモンドアイ、ダノンプレミアムの「2強」を撃破した。2着は3番人気のアエロリット、3着に1番人気のアーモンドアイ、4着に13番人気のグァンチャーレ、5着に6番人気のサングレーザーが入った。

 鞍上の福永は中央G1通算24勝目で、今年はミスターメロディ(高松宮記念)に続き2勝目。

 レース後、福永は「強い馬たちが相手だったが、馬の状態もよかったし、チャンスはあると思っていた。自分がしっかり騎乗すればと思っていた。馬が期待以上に頑張ってくれた。すごいことを成し遂げた」と振り返った。

 インディチャンプの状態について「調教からよかったが、返し馬もよかった。スタートに注意していたが、よいスタートだった」とコメント。

 スタート後から先団につける流れ。「アエロリットが逃げるかなと思っていたので、その後ろでもいいかなと。不思議なほど馬も冷静だった。先頭に立つと遊ぶ癖がある馬だが、今日は前にいい目標がいる流れだった」と語った。

 「日本で1番強い馬を負かしたのは、ただの偶然ではできないこと。今日の走りはG1ウィナーにふさわしいものだった。まだまだこれからも期待できる馬だと思う」と称えた。

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