【葵S】頭差しのいだ!ディアンドル 5連勝で重賞初制覇

[ 2019年5月26日 05:30 ]

<葵S>直線で末脚を伸ばし、重賞初制覇したディアンドル(左)(撮影・平嶋 理子)
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 3歳のスプリント重賞「第2回葵S」が25日に京都競馬場で行われ、1番人気のディアンドルが好位から抜け出し、破竹の5連勝で重賞初制覇を飾った。

 激しい先行争いには加わらず好位4番手。絶好のポジションから抜け出し、後方から迫ったアスターペガサスの猛追を頭差しのいだ。藤岡佑は「うまく我慢も利いていた。残り200メートルで並んで来られましたけど、抜かせない!という気持ちを見せてくれましたね」と目を細めた。

 デビュー戦こそ、重賞2勝馬ファンタジストの2着に敗れたが、2戦目から一気に5連勝。重賞初制覇の奥村豊師は「早くからここを目標にしていました。まだまだ馬も成長するだろうし、今後が楽しみですね」と満足げ。次走は未定だが、古馬との初対決も期待大だ。

 ◆ディアンドル 父ルーラーシップ 母グリューネワルト(母の父スペシャルウィーク)牝3歳 栗東・奥村豊厩舎所属 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績6戦5勝 総獲得賞金9904万6000円。

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2019年5月26日のニュース