高知“凱旋”福永祐一 ダービー制覇で「肩の荷下りた」

[ 2019年5月3日 05:30 ]

高知競馬関係者から感謝状を贈られ涙をこらえる福永祐一(右上)、母・裕美子さんと父・洋一さん
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 2日の高知競馬場は、高知が洋一氏の出身県である縁から始まった恒例の「福永洋一記念」デー。今年は節目となる第10回大会でもあり大いに盛り上がった。昨年大会の際に「ダービーを勝って高知に戻ってきたい」と福永祐一が高らかに宣言していたが、ワグネリアン騎乗で父・洋一氏がなしえなかった福永家の悲願“日本ダービー制覇”を達成。有言実行で南国土佐に凱旋となった。「肩の荷が下りました。父の姿と重ねて見てくれるファンの方が多いので、今後も父の名に恥じないように騎乗していきたい」。改めて喜びと今後の抱負を語った。

 冠名レースは10Rで争われ、3番人気のコスタアレグレ(牡9)がそのまま逃げ切り優勝。レース後、父とともに福永祐一も表彰式のプレゼンターとして登場。また、記念の10回大会を迎えられたことに高知競馬関係者から祐一と母のゆみこさんに感謝状も送られた。

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2019年5月3日のニュース