【ニュージーランドT】ファラオ逃げ切りV 偉大な先輩ウオッカにささげる

[ 2019年4月7日 05:30 ]

ニュージーランドトロフィーを制した内田博幸騎手の乗るワイドファラオ (撮影・西川祐介)
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 3歳重賞「第37回ニュージーランドT」が6日、中山競馬場で行われ、4番人気ワイドファラオが逃げ切って優勝。1日に英国で15歳の若さで死んだG1・7勝馬ウオッカを追悼する「ウオッカ追悼競走」の副題を付された競走で、ウオッカが所属した角居厩舎の後輩が重賞初制覇で追悼した。また上位3頭がNHKマイルC(5月5日、東京)の優先出走権を獲得した。

 絶好の最内1番枠から飛び出すと、初コンビの内田が前半3F35秒9~後半同33秒9の“超スロー”で緩急自在の逃げ。最後は首差で粘り切った。殊勲の内田は「行く馬がいれば2番手でもいいと思ったが、先手を主張する馬がいなかったのでリズム良く行けた。返し馬からバネがあって、いいスピードを感じていた」と笑顔で振り返った。

 管理する角居師は中山に姿はなかったが、この日は牝馬で64年ぶりにダービーを制したウオッカを追悼するため各競馬場に献花台や記帳台が設置された。偉大な先輩にささげるVで、NHKマイルCの優先出走権を奪取。舞台となる東京マイルはウオッカが08&09年安田記念、09年ヴィクトリアMのG1・3勝を積み重ねた思い出舞台でもある。内田は「控えるレースもできる馬。これからが楽しみだね」と、さらなる飛躍を保証していた。

 ◆ワイドファラオ 父へニーヒューズ 母ワイドサファイア(母の父アグネスタキオン) 牡3歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・幅田昌伸氏 生産者・北海道新ひだか町フジワラフアーム 戦績4戦2勝 総獲得賞金6486万4000円。

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