【フィリーズR】エイティーンガール、豊の教育で成長

[ 2019年3月6日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=5日】距離を克服できるか!?芝1200メートルの若菜賞を勝ったエイティーンガールが初の重賞に挑む。前走はまさしく完勝。中団追走から直線に入ると異次元の末脚で他馬を差し切った。田村が飯田祐師を直撃すると「ゲートもスッと出てくれたし、いい競馬ができた。以前(武)豊さんが乗った時に、行くだけの競馬にならないように、うまく教えてくれましたね」と満足げだ。

 1週前追い切りは坂路で4F52秒0〜1F12秒0と好時計をマーク。潜在能力の高さは指揮官も実感している。「最初の攻め馬から、いいと思っていた。稽古の脚を実戦でもしっかりと使ってくれる。正直、距離の限界はあると思っています。ただ、この時期の牝馬限定なら楽しみはある」。将来的にはスプリンターかもしれないが、3歳馬が適性外の条件を好走するケースは少なくない。初の1400メートルをあっさり克服するシーンも十分ありそうだ。

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2019年3月6日のニュース