【AJC杯】ミスターX フィエールマンここでは負けられない

[ 2019年1月20日 05:30 ]

 中山11R・AJC杯はフィエールマンで大丈夫。ここまで4戦3勝。唯一敗れたラジオNIKKEI賞(2着)も勝ったメイショウテッコンとの位置取りの差だけで、ラストの伸びは秀逸だった。菊花賞(1着)では一転、好位での器用な立ち回り。超スローでもしっかりと折り合い、鋭い末脚につなげてみせた。

 菊花賞組は4着ブラストワンピースが有馬記念を勝ち、5着グローリーヴェイズが先日の日経新春杯をV。レースレベルの高さは間違いない。1800メートルと3000メートルしか経験がないが、陣営は今回の2200メートルにも自信をのぞかせる。強い4歳世代の主力としてここは負けられない。馬単(4)から(1)(5)(9)(11)へ。

 中京11R・東海Sはアンジュデジールを指名する。昨秋JBCレディスクラシックが鮮烈。鞍上の好騎乗があったにせよ、大外枠から強力ライバルたちをなぎ倒した。前走・チャンピオンズCはさらに相手が強くなった中で4着なら悪くない。勝ったルヴァンスレーヴに目標にされるという苦しい展開でもよく粘った。あの走りをすれば、同舞台の今回も不安はない。

 大目標は次戦のフェブラリーSだが、力を出せる態勢は整った。昆師は「G1を使ったダメージどころか上積みの方が大きい。今、絶好調。目標は先になるけど、間を空けるよりは使っておいた方がガス抜きになるから」と出来に太鼓判。前哨戦でも中心に推せる実力馬だ。馬単(7)から(1)(3)(4)(5)へ。

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2019年1月20日のニュース