【和歌山記念】池田が記念初制覇「最後は無我夢中」

[ 2019年1月15日 05:30 ]

和歌山で記念初Vを飾った池田(中央)右は岡田彰布氏
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 和歌山記念決勝は14日行われ、池田憲昭(90期)が記念初Vを飾った。レースは三谷―椎木尾―東口―簗田―中川―小川勇―小川真―池田―岩津で周回。残り2周で上昇した小川真―池田―岩津が打鐘で主導権。4番手は三谷がキープして中川は後方8番手。最終ホームで三谷が仕掛けて出るが、小川真の掛かりが良くて出切れず。やむなく内に切れ込もうとするが、池田と岩津の間に挟まって後退。中川は大外をまくり追い込むが伸び脚はひと息。小川真の番手から池田が鋭く抜け出してゴールを駆け抜けた。

 「前で頑張ってくれた小川真君と後ろを固めてくれた岩津さんのおかげ。想定外の展開になったけど(3〜4角で)外を回っても脚には余裕があった。最後は無我夢中で踏んだ」と振り返ったように、ラインの結束力でつかんだ優勝だ。

 次はホームバンクの高松で開催される記念。記念初Vで大いに弾みがついたはずだが「地元だからといって特に意識はない。目の前のレースを頑張るだけ」と冷静。ただ、今回連係した小川真太郎に加え、太田竜馬という四国期待の若手機動型がいるだけに今回と変わらない活躍を期待してよさそうだ。

 ◆決勝戦1〜3着の次走斡旋は次の通り。1着=池田憲昭(高松記念 31〜2月3日)2着=東口善朋(小倉F1 25〜27日)3着=椎木尾拓哉(小田原F1 26〜28日)

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2019年1月15日のニュース