桜井、YJS優勝「自信」 狙う「減量なし」

[ 2019年1月11日 05:30 ]

デビュー3年目で飛躍を誓う桜井
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 【地方からの風】デビュー3年目。今年を飛躍の年と定める桜井光輔(19=川崎・八木喜)がスタートダッシュを決める構えだ。昨年暮れの2018ヤングジョッキーズシリーズを優勝。「うまく乗れたし、自信になった」と全国に名前を売ったが、その名前を定着させるつもりだ。

 17年「24」、昨年「23」、今年「1」と勝ち星を積み重ね、ただ今48勝。減量が外れる50まであと2勝と迫った。4月からルールが変わって、それが100勝に変わる可能性が残っているが、それを含めて本人は「減量を外すこと」と明確な目標を立てている。あと52勝となれば過去2年の成績から一気の倍増となるが「これまで学んできた技術に磨きをかけ、レースでも勝ちにいく積極的な乗り方をしたい。南関のコース形態を考えて、負けても悔いの残らない納得のいく乗り方ができれば勝ち星もついてくると思う」と目を輝かせた。

 現在も毎日の調教では約20頭に騎乗。厩舎関係者の信頼を得るために努力も怠らない。これによって騎乗数が増え、結果を出す。さらに騎乗数が増える。その好回転ができれば「他場でももっと騎乗数を増やしたいですね」の実現もたやすいだろう。自信をつけた若手のホープは着実に歩を進めていくつもりだ。(矢内 浩美)

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2019年1月11日のニュース