【10大ニュース】3位 菜七子が飛躍、女性騎手史上最多勝

[ 2018年12月31日 05:30 ]

JRA女性騎手最多勝記録を達成してポーズをとる藤田(撮影・郡司 修)
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 18年はJRA唯一の女性騎手・藤田菜七子にとって飛躍の年になった。まずは6月17日の東京3Rで通算31勝(地方交流含む)。女性騎手として初めてG1騎乗が可能となった。8月19日の新潟では2勝を挙げ、牧原(現姓・増沢)由貴子の持つ女性騎手JRA最多勝記録の34勝に並んだ。同25日・新潟12Rを勝ち、あっさりと記録を更新。その後も白星を重ね、12月2日の中山4Rで地方交流も含め通算51勝に到達。減量特典も☆1キロとなった。

 JRAは来年3月から女性騎手を永久2キロ減とする新制度導入を決定。菜七子は2月まで☆1キロ減で騎乗するが、3月以降は女性騎手2キロ減の特典が加わり、101勝を挙げる(またはデビュー7年目)まで3キロ減で騎乗が可能となる。16年のデビュー以来6→14→27勝と年間勝利数を伸ばした菜七子。来年はさらなる白星量産、また女性騎手初のG1騎乗も期待される。

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2018年12月31日のニュース