【ホープフルS】ブレイキングに力強さ、新時代へ加速

[ 2018年12月26日 05:30 ]

福永祐一騎手を背に坂路で単走で追い切るブレイキングドーン
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 黒鹿毛の馬体が朝日を浴びてきらめく。福永を背にしたブレイキングドーンは坂路で単走。序盤の2Fは15秒台で軽やかに。ラスト2Fでギアが入り、13秒3〜12秒4と加速した。馬なりだが、四肢の動きはダイナミック。追えばどこまでも伸びそうな勢いだ。蹴り上げたウッドチップがキラキラと輝いた。

 福永は感触十分という表情で語り始めた。「最初の入りはゆっくり。やり過ぎないように。輸送もあるし、先週もビッシリやっているから。残り2Fを伸ばす形。体の締まりは先週より良くなっている」。1週前も福永が騎乗してCWコースで6F80秒9〜11秒9。態勢は整っている。もう味付け程度で十分だった。

 前走の京都2歳Sは中団外から押し上げた。直線で勝ち馬に馬体を並べたが、半馬身差は詰まらなかった。「18キロ増で多少、余裕があった。(その分)勝負どころでの反応が悪かった。ただ、盛り返したからね。負けはしたが、いい方向に向かっていることは間違いない。距離も問題なかった」

 平成最後のダービージョッキーは焦ることなく、先を見据えている。中竹師も前走の内容に納得の表情を浮かべた。「休み明けで気負った面が見られると思ったが、そういう面を見せなかった。普段はやんちゃだが走る時はしっかり。新馬戦当時より上背も伸びている。成長している」

 父ヴィクトワールピサは国内重賞5勝中、皐月賞&有馬記念など4勝を中山で挙げた。09年、このレースの前身であるラジオNIKKEI杯2歳Sも勝った。血の魅力は大きい。馬名の意味は「新時代」「夜明け」。19年のクラシックを背負う逸材が、まずは目前のG1をいただく。

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