【有馬記念】ブラストが古馬一蹴!GP男・池添は感無量「やっと証明できた」

[ 2018年12月23日 15:45 ]

<有馬記念>直線で抜け出すブラストワンピース(右)(撮影・会津 智海)
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 平成最後のグランプリ競走「第63回有馬記念」(G1、芝2500メートル)が23日、中山競馬11Rで行われ、池添謙一騎手騎乗のブラストワンピース(牡3=大竹厩舎)が優勝。3度目の挑戦でG1初勝利となった。3歳馬の優勝は一昨年のサトノダイヤモンド以来2年ぶり。

 平成最後の有馬記念はやはりグランプリ男が決めた。歴代最多の同レース4勝目となった池添は「ずっとこの馬はG1獲れると言い続けてきてやっと証明できてうれしい」と感無量。ゴール直後には代名詞のガッツポーズも飛び出し、「本当に最高です。ありがとうございます」と喜びを爆発させた。

 自ら引き当てた8番枠からのスタート。「真ん中の枠だったので閉じ込められるのを気をつけながら。ゲートを出していって上手に道中走ってくれた」とレースを回顧し、「頑張ってくれ、頑張ってくれと思いながら。(最後はレイデオロとの叩き合いを)何とかしのいでくれた」と愛馬をねぎらった。

 まだ3歳馬。古馬G1を席巻した最強世代の一員として来年のさらなる飛躍にも期待がかかる。「まだまだこれから成長してくれる。古馬のチャンピオンとして頑張ってくれる馬だと思う」と賛辞を惜しまなかった。

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