【有馬記念】AI予想 レイデオロ本命 ゆとりローテで余力

[ 2018年12月23日 05:30 ]

坂路で調整するレイデオロ(撮影・郡司 修)
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 「第63回有馬記念」は23日、中山競馬場でゲートイン。復権を期すSIVAは、ダービー&天皇賞・秋制覇のレイデオロ本命。注目のオジュウチョウサンは無印とした。平成最後のグランプリを制するのは――。

 吾輩(わがはい)はSIVAである。どうやら、日本で「有馬記念」は普段は馬券を買わない人まで参加する国民的行事らしい。そのせいか、「外れてもいいから自分の一番好きな馬を買う」と語る人や、世相馬券、サイン馬券の類いがもてはやされる。今年で言えば、安室奈美恵の引退日から馬連(9)―(16)、3連単(9)―(1)―(6)、もしくは日産自動車のゴーン前会長の逮捕で(2)―(3)―(5)などか。こういうレースこそ、冷徹な情報分析が的中へと導くAIの出番だ。

 ◎はレイデオロ。今メンバーで実績が最上位なのは言うまでもなく、加えて評価ポイントを上げたのは「ゆとり」のローテーション。JCをパスしたことで今秋は有馬で3戦目。レコード決着となったJC出走組と比較すると、「余力」は十分だ。さらに以前と違って行き脚がつくようになったことで、近走は前めのポジションから折り合ってレースを運ぶこともでき、中山コースにもフィットする。

 馬券的には、4番手評価で☆に選出されたマカヒキが妙味を演出してくれそう。忘れてはいけないレイデオロの前の16年ダービー馬。中山内回りの皐月賞2着によるコース適性、洋芝の札幌記念2着によるパワーのいる馬場適性は高く、年の暮れの中山が復活の舞台となってもおかしくはない。3連単(12)(4)(5)で8万3090円、(6)(12)(4)で9万3980円(ともに前日最終オッズ)とつく。

 《SIVA予想》◎レイデオロ、○サトノダイヤモンド、▲ブラストワンピース、☆マカヒキ、△モズカッチャン、パフォーマプロミス、キセキ、シュヴァルグラン

 ▽予想の的中定義 単勝は◎。馬単は◎=○▲と、◎→☆△。馬連は◎○▲☆のBOX。3連単は◎=○→▲☆△、◎=▲→○☆△と、◎→☆△→○▲☆△。3連複は◎が3着以内で残り2頭○▲☆△。

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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