【有馬記念】美浦もオジュウフィーバー!ファン&報道陣ズラリ

[ 2018年12月20日 05:30 ]

会見に臨んだオジュウチョウサンを管理する和田正一郎師(撮影・郡司 修)
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 「希代の二刀流」の登場に調教前線基地の美浦トレセンも沸いた。午前7時48分、オジュウチョウサンが南馬場に姿を現すと、20台を超す報道カメラがバシャバシャ。同53分、僚馬5頭と馬場入りをすると、報道陣もスタンドに大移動だ。

 “オジュウ効果”は美浦名物の「GI調教見学ツアー」(事前にJRAホームページなどで募集)にもストレートに数字に出た。昨年の応募総数349人(185組)から今年は435人(230組)と対前年比125%の伸び。競争率24倍の狭き門を突破した当選者18人には当然、熱烈なオジュウ党もいる。東京都調布市の大平真路(しんじ)氏は「障害競走を使えば勝てるのに賞金を度外視して平地を使うんだから。今は少なくなった“ロマン派”の馬主さん」と熱いエール。「中山得意のステイゴールド産駒。早めにまくって先頭でしょう」と夢の仰天Vを予言していた。

 【12月19日ドキュメント】

 7時01分 気温0度。和田正師が南調教馬場へ。白い息を吐きながらゆっくりとコースへ向かう。そこにオジュウチョウサンの姿はない。

 7時15分 オジュウが馬房から出る。厩舎回りで軽い運動。

 7時48分 南スタンド前にオジュウが姿を見せる。僚馬5頭を従え威風堂々。

 7時50分 約20人の報道カメラがオジュウに向けられる。G1ゼッケン「51」が見えると、シャッター音が一斉に鳴り響く。

 8時01分 角馬場で僚馬ハウエバー(牡4)とウオーミングアップ。

 8時10分 準備運動終了。Wコースへ向かう。

 8時14分 Wコースで最終リハ開始。先行したユキノヴェルデ(牡2)と併せ馬。

 8時23分 追い切りを終えたオジュウが南馬場から引き揚げる。

 8時24分 追い切りを終えたその足で馬体重を計測。

 9時12分 洗い場で気持ちよさそうに馬体を洗ってもらう。心も体もリフレッシュ。

 9時35分 馬房に戻りリラックス。

 10時05分 和田正師の共同記者会見開始。緊張した面持ちだが、質問にはっきりと答える。

 10時15分 会見を終えた和田正師は管理馬の調教に付き添う。

 11時02分 調教を終え原付で厩舎へ帰る。

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