【有馬記念】シュヴァル、ラスト軽々１２秒５　ボウマンも納得

ネプチュナイト（奥）と併せて追い切るシュヴァルグラン（撮影・平嶋　理子）　
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　ＪＲＡ獲得賞金現役トップで、昨年の有馬記念３着のシュヴァルグランの最終追いは、栗東坂路でネプチュナイト（３歳５００万）を追いかける形。ラスト１Ｆで仕掛けられると、５３秒８―１２秒５で１馬身先着した。

　鞍上のボウマンは「昨年同様、ハッピーな状態。その昨年も不利がなければ２着、もしかしたら勝っていたかもしれない」と話した。今秋もＪＣで騎乗して連覇を目指すはずだったが、メルボルンＣ（豪Ｇ１）で騎乗停止処分を受け、有馬記念で待望のコンビ復活。短期免許を取得して２２、２３日の２日間だけの騎乗で、まさにシュヴァルを勝たせるためだけに来日したといっても過言ではない。「今年はキタサンブラックがいないし、リズム良く走れればチャンスはある」と不敵に笑った。