【三国・男女団体戦】白組ルーキーズ逃げ切り 個人戦は上條V

[ 2018年12月18日 05:30 ]

(左から)上條、BOAT RACE振興会の香川常務理事、前出、小寺、梅木
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 白組が逃げ切った――。ボートレース三国で行われた「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」は17日、最終日を迎え、ボートレース界初の団体戦として注目を集めたシリーズは白組ルーキーズが31対30で勝利した。“個人戦”優勝も白組からで、上條暢嵩(24=大阪)がイン逃げで勝利。通算5回目、今年3回目の優勝を果たした。

 表彰式ではBOAT RACE振興会の香川洋一常務理事から白組団長の前出達吉に優勝旗が贈られた。

 「僕は全然、貢献してないんですけどね。勝つことは何でもうれしいです」前出の表情もさすがに緩んだ。勝った白組は10万円の“ご褒美”もゲットだ。

 その横では白組エースの上條も笑顔。そう、やはり今大会の主役はこの男だ。10月のG3に続く三国連覇で、白組勝利に貢献した。

 「11Rで勝利が決まっていたので、そのプレッシャーはなかったです。やっぱり勝ちたかったですから」

 上條にとって充実の5日間は最高の形で幕を下ろした。

 1日8個レースで男女3人に分かれて戦った団体戦。5日間計40レースの合計ポイントを競った。各レースで着順点合計が多い方に1ポイント。最終日は10Rが4ポイント、11Rが8ポイント、12Rが12ポイント加算のポイントアップレースだった。白組は2日目に8連勝。これが効いた。最終日11Rを白組が制して優勝戦を待たずに団体戦勝利が決定。優勝戦で12ポイントを加算して意地を見せた紅組にも拍手を送りたい。

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2018年12月18日のニュース