【伊東・開設記念】渡辺雄 地元V!南関勢の“アシスト”生かした

[ 2018年12月17日 05:30 ]

<伊東記念決勝>地元記念を優勝した渡辺雄太(右)
Photo By スポニチ

 伊東競輪開設68周年記念(G3)最終日は16日、決勝(2025メートル、6周)が行われ、渡辺雄太(105期)が5月の名古屋記念以来、2回目の記念優勝を飾った。

 レースは吉田―東口―神田―鈴木―三谷―郡司―渡辺―岡村―和田で周回。残り2周半から郡司―渡辺―岡村―和田が上昇すると鈴木―三谷も踏み込むが郡司が主導権。残り2周から郡司が先行態勢に入り渡辺―岡村―和田が続く。5番手に鈴木―三谷。7番手に吉田―東口―神田。

 郡司が踏み込んで一列棒状のまま打鐘、最終ホームを通過。最終1センター5番手から鈴木が巻き返すと渡辺が合わせて最終2コーナーから番手まくり。鈴木のまくりは岡村の横までで不発。7番手の吉田もまくるが不発。渡辺―岡村―和田で最終4コーナーを回り直線勝負になり渡辺が押し切る。2着は岡村、3着は和田で南関勢で上位独占。

 渡辺は「郡司さんのおかげ。そして後ろを固めてくれた岡村さん、和田さんのおかげ。全てラインのおかげで勝てました。(走る前は)凄い緊張したけど勝てて良かった」と地元記念優勝の喜びを語った。

 「(レースの組み立ては)郡司さんにお任せでした。(赤板から踏み込んだ)郡司さんのかかり具合が良かったのでピッタリついていかないと離れてしまいそうだった」と振り返った。

 「今年は大事なところで失敗したりしたが後半戦は立て直せたと思う。まず次の静岡グランプリシリーズ(28〜30日)を頑張る。そして来年はG1の決勝戦に乗ることを目標にしたい」と来年の目標を掲げた。

続きを表示

2018年12月17日のニュース