【有馬記念】ダイヤモンド有終Vで輝く!坂路ゆったり4F55秒9

[ 2018年12月17日 05:30 ]

ライトが照らす中、坂路で調整したサトノダイヤモンド(右端)
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 有馬記念がラストランとなるサトノダイヤモンドにとって、最後のレースウイークが始まった。マイナス1度まで冷え込んだ栗東。開門直後の午前3時半、坂路をゆったりと4F55秒9〜1F13秒1で駆け上がった。兼武助手は「(木曜に)追い切った後も順調だし、予定通り。前走(ジャパンC6着)後も大きな反動はなかったし、やるべきことはやってきている。あと1週間、無事にいってくれたら」と気を引き締めた。

 デビュー時から人気のあったスターホース。16年菊花賞でG1初制覇を飾ると、その年の有馬記念はキタサンブラックを差し切り、1番人気に応えた。4歳秋には凱旋門賞にも挑戦。長らく日本の競馬を盛り上げてきた。今回のファン投票も8万票近い支持を集めて5位にランクイン。2度目の有馬参戦で有終のVへ――。同助手は「2年前に勝っている舞台だし、あの感動の走りをもう一度見せられたら」と力を込めた。大一番で再び、輝きを取り戻す。

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