【朝日杯FS】アドマイヤマーズが無敗で2歳王者!外国人騎手10週連続G1制覇

[ 2018年12月16日 15:40 ]

直線で加速したアドマイヤマーズ(左)が快勝(撮影・長嶋 久樹)
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 伝統の2歳王者決定戦「第70回朝日杯FS」(G1、芝1600メートル)が16日、阪神競馬11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の2番人気アドマイヤマーズ(牡2=友道厩舎)が優勝。無傷の4連勝でG1初勝利を挙げた。

 圧倒的1番人気の牝馬グランアレグリアを後ろから見る形で競馬を進めたアドマイヤマーズ。直線入り口で早々と先頭に立つと、後続を完封した。2馬身差の2着には9番人気クリノガウディー、さらに半馬身差の3着にはグランアレグリアが入った。勝ちタイムは1分33秒9(良)。同レース初勝利を目指した武豊騎手のファンタジストは4着だった。

 勝ったアドマイヤマーズは父ダイワメジャー、母ヴィアメディチという血統。デビュー戦から中京2歳S→デイリー杯2歳Sと3連勝していた。これで通算戦績は4戦4勝。無敗での同レース制覇は84年のグレード制導入以降、昨年のダノンプレミアムに続く史上14頭目。過去にはミホノブルボン、グラスワンダーなどの名馬が名を連ねている。

 鞍上のM・デムーロは中央G1通算27勝目で今年3勝目。これで10月14日に行われた秋華賞でC・ルメール騎手騎乗のアーモンドアイが優勝してから、10週連続で外国人騎手がG1を制したこととなった。管理する友道師は中央G1通算10勝目で今年2勝目。

 ホープフルS(28日、中山芝2000メートル)の結果次第だが、まずはアドマイヤマーズが最優秀2歳牡馬の最有力候補となった。

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