【ターコイズS】パンテール連覇!軽め仕上げで“変身”

[ 2018年12月16日 05:30 ]

<ターコイズS>差し切りでレースを制したミスパンテール(手前)(撮影・村上 大輔)
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 「第4回ターコイズS」が15日、中山競馬場で行われ、5番人気ミスパンテールが連覇を飾った。これが自身4回目の重賞V。

 ピタリとインを回って迎えた直線はハンデ重賞らしく大混戦。後ろをチラリと確認した横山典が、機敏に外へ進路を取った。「昨年も凄い混戦だったけど、今日は早めにいい所を確保できた」。まずはフロンテアクイーンなどの先行勢をパス。後続の追い上げも封じると、鞍上は派手なガッツポーズで喜んだ。

 精神面のケアで失敗した秋2戦を生かした。昆師は「とにかく精神的なものが鍵になる馬。今回はあまり仕上げてないのが良かった」と納得の表情。「能力はある。無事に持っていって来年のG1に挑戦したい」と意気込んだ。次走は未定だが、来春の大目標は今年5着に泣いたヴィクトリアM(5月12日、東京)となる。

 ◆ミスパンテール 父ダイワメジャー 母エールドクラージュ(母の父シンボリクリスエス)牝4歳 栗東・昆厩舎所属 馬主・寺田千代乃氏 生産者・北海道日高町三城牧場 戦績13戦6勝 総獲得賞金2億1557万円。

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2018年12月16日のニュース