【万哲の乱 特別編】15日阪神11R 先行劇化でフミノムーンの鬼脚爆発

[ 2018年12月15日 08:00 ]

 オフシーズンがない日本の競馬を1年振り返れば、滅多にないシーンも数例出てくる。◎フミノムーンが前走で使った京阪杯(8着)も珍しい競馬だった。

 好位追走から快勝した1番人気ダノンスマッシュが内寄りを走ったのは当然として、道中16番手にいた2着ナインテイルズの岩田が選んだコースも内ラチ沿い際の最内ギリギリ。当時の京都は連続開催8週目の最終日。内寄りの芝は見た目には傷んでいたのに、直線で馬が伸びるコースは「内寄り」と不思議な現象。当然、ほとんどの馬が中〜外を通ろうとせず、直線の内寄りは「大渋滞」が起こった次第。内寄り1枠2番から馬群を縫って伸びかけたフミノムーンは残り150メートル地点で前が壁になり、一度は完全に急ブレーキ。スムーズにさばけたら2着はあった…と思う。

 ここはアクティブミノル、ツーエムマイスター、オールインワンなど先手候補多数で、絶好の差し展開が見込める。12日は坂路4F51秒2で動きは引き続き絶好。前走から1キロ減のハンデ55キロを味方に一気。

 《もうひと押し》中山10R・舞浜特別は◎ステラルーチェ。好位で流れに乗って、ゴール寸前まで粘っていた前走(7着)は地力強化の証明。100メートル短縮&得意の中山は歓迎。この距離だと、一歩引いた位置から一気差しが届く。

続きを表示

2018年12月15日のニュース