【有馬記念1週前追い】ブラスト進化!豪快1馬身先着

[ 2018年12月14日 05:30 ]

池添を背に追い切るブラストワンピース(撮影・村上 大輔)
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 「第63回有馬記念」(23日、中山)の1週前追いが13日、東西トレセンで行われた。菊花賞4着のブラストワンピース(牡3=大竹)が池添を背にパワフルな走りで1馬身先着。現3歳のクラシック馬不在とあって、未完の大器に集まる期待は大きい。栗東では昨年ジャパンC優勝馬シュヴァルグラン(牡6=友道)がさらなる上積みをアピール。3年連続の有馬記念挑戦で悲願成就を狙っている。

 3歳代表ブラストワンピースがさらなる進化を遂げて美浦に帰ってきた。池添を背にWコースで先輩カルヴァリオ(5歳オープン)を5馬身後ろから追いかけ、直線は内へ。鞍上がゴーサインを送ると、ギアが一段上がる。稽古駆けするパートナーの手応えも上々だが、負けじとグイッと1馬身先着。6F81秒9〜1F12秒2(強め)。ゴール後も手綱を緩めず、バリバリと音を立てて駆け抜けた。

 騎乗した池添は「相手も動く馬で“時計を出す”調整。1週前で体に少し余裕もあるので、しっかり動かした」と意図を説明した後に、目を輝かせて続けた。

 「一つ一つ確認しながら乗ったが、馬場が重たい中(やや重)でもいい動き。背中も良くなっているし、フットワークは今までで一番柔らかい!!馬が良くなっている」。なるほど、菊花賞4着後のノーザンファーム天栄(福島)での放牧を経て、特に後肢の筋肉は一段とたくましくなった。

 動きを見守った大竹師は「1週前なので少しモッサリしているけど、最終追いでちょうど良くなりそう。折り合い面でも進境がうかがえる。ハミを取る位置が高い馬だけど、一段下の位置で取れるようになった」と目を細めた。

 ダービー5着、菊花賞4着。クラシックこそ無冠に終わったが、3歳屈指の実力派の評価は揺るがない。池添は「菊花賞はスローの上がり勝負。僕自身スムーズに運べず、外を回る形で不完全燃焼だった」と敗因を分析。有馬記念3勝を誇る“グランプリ男”は「フットワークの感触からも、GIを獲れると思ってきた馬。瞬発力もあるし、長く脚も続く。(初めての)中山も心配していない」とトーンを上げた。

 来週19日の最終追いも再び騎乗。翌20日の有馬記念枠順抽選は自ら引く予定。「中山2500メートルは枠に大きく左右されるコース。最内とは言わないけど、なるべく内寄り。そこをクリアできれば」と鞍上は力を込めた。過去10年の有馬記念では、5歳と並ぶ4勝を挙げている3歳世代。未完の大器ワンピースに集まる期待は熱く大きい。

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