英国ホープ23歳マーフィー 念願の日本にワクワク

[ 2018年12月14日 05:30 ]

短期免許で来日したオイシン・マーフィー騎手(撮影・村上 大輔)
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 短期免許で今週末から騎乗する英国のオイシン・マーフィー(23)が13日、美浦トレセンを訪問。これが初来日となったマーフィーは、土曜中山メイン・ディセンバーSでコンビを組むプロディガルサン(牡5=国枝)など3頭の追い切りに騎乗した。調教後は「ここはコースが多いし何でもオプションがある。ホテルなら五つ星ですね」と声を弾ませていた。

 自身は17年のフォレ賞でG1初勝利を挙げると、今年はクイーンエリザベス2世C、インターナショナルSなど怒濤(どとう)のG1・9勝。ベンバトルに騎乗したドバイターフではヴィブロス、リアルスティールの日本の精鋭を抑えて勝利を挙げた。そんな有望株が決めた日本参戦。「オルフェーヴルが2着だった凱旋門賞からずっと日本の馬に注目していた。1600〜2400メートルなら日本の馬は世界一。世界のトップ騎手も集まっているし、どうしても日本で乗りたかった」と興奮気味に話した。

 来週の有馬記念はミッキーロケット(牡5=音無)に騎乗。「天皇賞・秋は消化不良。2400メートル以上ならもっといいレースができる。ここはアーモンドアイもいないしね」と意気込んでいた。同騎手は国枝師が身元引受人で、29日まで日本で騎乗する予定。

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2018年12月14日のニュース