【有馬記念１週前追い】レイデオロ万全！ルメール超興奮

ルメールを背に併せで追い切るレイデオロ（撮影・村上　大輔）
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　東の大将格レイデオロ（牡４＝藤沢和）はＷコースで追い切られ、ルメールは最上級の手応えを口にした。

　レイデオロの馬上で主戦・ルメールが顔を紅潮させている。「凄い！凄すぎる！！ファンタスティック・コンディション！！！」。手綱に伝わる感触が有馬記念２勝のトップジョッキーをいつになく冗舌にした。

　Ｗコースで４馬身先行したドラゴンストーム（障害オープン）に馬なりで併入。「普段は少しレイジー（反応が鈍い）ですが、今回は反応がシャープ。天皇賞（秋）よりもパワーアップしたと感じます。体も完璧。完成度？ほぼトップまで来ました」と手放しで褒めちぎる。

　舞台となる中山２５００メートルは未経験だが、「有馬は自信あります。３コーナーからペースが上がるレース。長い末脚とスタミナが必要ですが、その両方を兼ね備えている。彼に合ってます」。０５年ハーツクライ、１６年サトノダイヤモンドに続く暮れのビッグタイトル獲得に手応えをつかんでいた。